AUTOBACS プロトーン VSPー03T
先の記事で大型車での音響改良のために、二年前にディスプレイオーディオを購入し、良い音に
なったと報告させていただいた。
実は一年前、更なる音響改良を果たすべくキャビンに手を加えた。
大型車でもっと良い音で音楽を聴きたい!
- マイカーの音響改良で気づいたツイーターの効果
私のマイカーは中古で買ったマツダ アテンザ セダン2.2XDなのだが、一番上位グレード
なので、本来標準でボウズのサウンドシステムがついている筈が、前オーナーが
何故か標準外しで車両を購入していた。このため平凡なカーオーディオの音響に物足りなさを
感じてしまい、後付けでスピーカーを交換/増設した。
購入したのはビーウィズという高級スピーカーで、その時ツイーターも増設したが、
これまで歴代のマイカーにツイーターを装備したことが無かったので、その効果に驚いた。
ツイーターはAピラー※付近の両サイドにつけるため、位置的にストレートにドライバー
の耳に届くので効果は出やすいというのは聞いていたが、あるとないとでは雲泥の差だった。
※フロント両サイドのピラー - 同僚のトラックで再確認したツイーターの実力
二年前、私は同僚の影響でキャビンの音響改良をすべくディスプレイオーディオをトラックに
装備したが、一年くらい経過した頃、その同僚が今度はツイーターを付けたというので、早速
その効果を確認させてもらった。
やはりトラックのキャビンでもマイカーで感じたツイーターの効果は確認できた。いやむしろ、
普通車よりトラックの方が効果がでやすいと実感した。
トラックのキャビンは遮音性が良くないので元来騒音が入り易く、ドアの標準スピーカーだけ
では聞こえにくい時があり、ついつい音量を上げがちになる。
彼はAピラーの中程にツイーターを配置していたが、音がはっきり聴きとれた。
ディスプレイオーディオがKENWOODだったので、「ツイーターも高いのか?」と
聞いてみたら、何とオードバックスがだしている安価なツイーターだった。
ツイーターを取付してみた!
前回のディスプレイオーディオで彼の真似をして成功したので、今度もあやかることにした。
私の車はディスプレイオーディオをカロッツェリアに替えたのでツイーターも同じブランドに
したいとも思ったが、コスパ重視で前述の同僚と全く同じものを取り付けることにした。
幸い、私の会社の近くにスーパーオートバックスがあるので、そこに行くとお目当ての
ツイーターが2セットだけ残っていた。結構売れているのかなと思いつつ、1セット購入して
早速つけることにした。
当然ながらディスプレイオーディオの配線につなぐ必要があるので、キャビンのフロント
パネルを外し、ツイーターの配線をつないだ。取説見ながら配線をつなぐことができた。
問題はどの位置につけるかだが、私もAピラーの支柱中央に付けてみた。外側の樹脂カバー
に穴を開けることにはなるのは仕方ないが、ツイーターの底部に少し突起があるので、はめ
戻した支柱の樹脂カバーがわずかに盛り上がり、若干不格好にはなったが取付完了した。
AUTOBACSプロトーン VSP-03T:評価
- 良かった点
①同僚のトラックで効果は既に確認していたが、私のトラックでも効果を再確認できた。
小さなツイーターだが、音がドライバーの耳にダイレクトに届くのでよく聴きとれた。
特にボーカルがよく聴き取れた。(私はボーカルを聴きたい派なので嬉しい)
②これにより社外の騒音が大きい時も大音量にすることが減少した
③同品は¥3,000以下で購入でき、コスパに優れている - 良くなかった点
①大型車なので自分でパネルを外して自分で施工する必要がある
→電気配線が苦手な私でも取説見ればできるレベル
②主に高音域が聞こえるようになるので、重低音を重視する方には効果は感じられない
③ピラーやダッシュボードに穴開けすることになる
まとめ
ディスプレイオーディオの施工でも同じことが言えたが、運送会社の一社員が会社の所有物
である大型車のキャビンに個人的な嗜好を目的として手を加えるには、DIYでやるしかない。
それを大前提としているので、配線を自分でいじるのが嫌だという人にはおススメはできない。
しかし、手間はかかる分、車内で音楽を聴くのが好きな方にとって、運転がより楽しいものに
なるのではないかと思う。
私自身、ディスプレイオーディオの装着→今回のツイーターの装着というキャビンの音響改良で
運転がとても楽しくなった。
次はリアスピーカーでも付けようかなと思う。
かずピョン